ソーラーパネルは南面じゃないと意味ないの?

ソーラーパネルの設置は南面じゃないと意味がないの?

ソーラーパネルで、発電量を上げるには効率よく太陽の光を受けることです。

 

屋根に設置する方角としては、日当たりの良い南向きに取り付けることが、もっとも効果的に発電することになります。しかし、自宅の屋根が南向きの広い屋根であるとは限りません。

 

南西、南東の方角 (約96%)

 

ソーラーパネルのベストな、方角の真南から±45度以内であれば、−4%程度の出力低下でおさまりますので、理想的な範囲内といえます。

 

東、西の方角 (約85%)

 

屋根面が東、西の場合は、15%ほど発電量が減ります。

 

北の方角 (約66%)

 

北向きの屋根に設置した場合、太陽光がパネルに反射して、北側の家に反射光が入ってしまいます。このような光害を原因として、パネルの撤去を余儀なくされた例も出ています。

 

 

 

 


屋根の形と方角の関係

切妻屋根 (きりづまやね)

屋根の特徴

屋根面が基本的に2面のタイプです。一面の面積が広いのが特徴です。

 

屋根と方角の関係

一面の面積が広く、太陽光発電システムを設置するのに一番向いている屋根形状と言えます。

  • 屋根の方角が南と北  南面のみに設置します。
  • 屋根の方角が東と西  両方の屋根に設置する事ができます。

「東、西の場合は、南より発電効率は落ちますが、その分、パネルの量を多く載せられますので、場合によっては多く発電できることもあります」

 

相性の良いメーカー

屋根面が広いので、発電効率の高いパネルが好ましいです。

 

寄棟屋根 (よせむねやね)

屋根の特徴

屋根面が4方向に向いており、三角形と四角形の屋根が2つずつあります。

 

屋根と方角の関係

切妻と比較すると、一つ一つの屋根面が狭い場合もある為、屋根面を有効に活用必要があります。

 

  • 北面以外の3面に設置が可能です。
  • 発電効率の良い南面の屋根が広いと最適です。
  • 三角形の部分は面積が狭くなるため、その部分を効率よく使うことが大切です。

 

相性の良いメーカー

 

片流れ屋根 (かたながれやね)

屋根の特徴

屋根が一方向に向けて傾斜している屋根のことを言います。

 

 

屋根と方角の関係

南に向いて傾斜がある場合、屋根スペースとしては非常に大きな面積になるためパネルを沢山のせられれば、太陽光発電に適した屋根と言えます。

 

  • 屋根の方角が南  多くの発電量が期待できます。
  • 屋根の方角が北  設置できません。

 

1方向のみに傾斜している為、ベランダが南向きにあることを考えると、北面に屋根がくることが多いです。

相性の良いメーカー

 

陸屋根 (りくやね)

屋根の特徴

屋上がある家で、鉄筋コンクリートや鉄骨系住宅によく見られるタイプです。

 

屋根部に傾斜がないため、架台に傾斜をつけて設置する事になります。その為、スペースがあれば自由に設計ができます。

 

屋根と方角の関係

 

相性の良いメーカー

 

 

 

パネルを屋根に設置するさいには、方角意外に設置の角度も重要になってきます。

 

最適な設置角度は緯度によって変わり、北国ほど傾斜を高くし、南国ほど低くするのが良いとされています。

 

  • 札幌の設置角度35度
  • 東京、大阪の設置角度30度
  • 那覇の設置角度20度

発電量と角度の関係

*南、傾斜角30°を100%とした場合(東京) NEDO全国日射関連データマップより算出 

 

影がモジュールに入らないこと!

 

影がモジュールの一部に入っただけでも、出力は大幅に低下するからです。

 

妨げるもの

 

  • 建物
  • 電柱柱
  • 樹木
  • アンテナ屋根裏のでっぱり

影は夏と冬では異なるので、影が長くなる冬の時期の日差しを考慮することがポイントです。